この記事ではさけるチーズがダイエットに効果があるのかについて説明します。
チーズと聞くと、カロリーが高いイメージがあるという人も多いと思いますが、さけるチーズはダイエットに効果があるのでしょうか。
効果を出すため、ダイエットへの取り入れ方のポイントなども紹介します。
結論から言うと、さけるチーズは低糖質・低カロリー!!!
ダイエットにはもってこいの食材です。。。
それでは詳細の説明していきたいと思います。
記事の内容をおおまかに紹介
さけるチーズがダイエットに効果がある理由は?

結論から言うとさけるチーズは取り入れ方によってはダイエットに効果があります。
さけるチーズのダイエット効果3つはこれ!
この3つについてダイエットに期待できる効果を詳しく説明します。
さけるチーズは低糖質でカロリーが低い!
さけるチーズ1本に含まれる糖質はなんと「0.2g」。
つまり、糖質がほとんど入っていません。
ダイエットをする上で糖質の摂取量は大きな鍵になります。
糖質は体や脳を動かすエネルギー源であり、生きていくために、なくてはならない栄養素です。
しかし、ダイエット中は注意が必要。
糖質は体内に入ると優先的にエネルギーとして消費されます。
体に蓄積されている脂肪もエネルギー源となりますが、先に消費されるのは糖質。
糖質を多くとっている限り、脂肪は消費されにくくなってしまいます。
ダイエット中は糖質は摂りすぎないことがポイントです。
糖質を抑えることで脂肪が消費され痩せやすくなります。
また、糖質はダイエット中に気になってしまう体重に大きな影響をもたらします。
ざっくりですが、体内で糖質1gが貯蔵されるとき、一緒に3gの水分が貯蔵されます。
つまり1:3の割合。これはかなりの量になります。
例:お茶碗1杯分の白米だと・・・
- 糖質1g貯蔵では3gの水分貯蔵される
- お茶碗1杯の白米に含まれる糖質=38g
- 糖質38g✖️3gの水分=114gの水分
- 糖質38g+114gの水分=152gの重さ
逆に言うと糖質制限の初期段階の体重減少が早い理由はここにあります。
糖質が出れば水分もその3倍出るので、その分体重は落ち、ダイエットの初速が早まります。
さらに、さけるチーズは他のチーズと比べても低糖質です。
チーズはどの種類も糖質が少ない食べ物ですが、中でもさけるチーズは低糖質だとわかります。
カロリーも味に関係なく80kcalで、ダイエット中にも罪悪感なく食べることができます。
さけるチーズもおすすめなのですが、筆者が体験したキムチ鍋ダイエットもおすすめです!
低GI値で血糖値が上がりにくい
GI値って聞き慣れないですよね? GI値とはグライセミック・インデックスの略で意味は下記になります。
ダイエット中は低GI値の食品を選ぶことが非常に大切。
体内に栄養を取り入れると、血糖値が上がります。
上昇した血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが多く分泌されます。
インスリンは血糖値を下げる働きをする反面、脂肪を体内にため込み脂肪の分解を妨げる性質があります。
そのため、血糖値を上げすぎると太りやすくなってしまうのです。。
①栄養摂取 ↓↓↓ ②血糖値上がる ↓↓↓ ③インスリン分泌 ↓↓↓ ④血糖値下がる ↓↓↓ ⑤インスリン効果で脂肪を体内に溜め込む ↓↓↓ ⑥脂肪分解できず太る
糖質はたんぱく質や脂質と比較して、摂取したときに血糖値が急激に上昇するという特徴があります。
さけるチーズは糖質が少ないため、血糖値が上がりにくい、つまりGI値が低い食品。
低GI値の基準は、55以下の食べ物といわれています。

低GI値の食品は空腹時に食べても急激に血糖値が上がりにくいため、結果的に太りにくい体作りにつながります。
さけるチーズに豊富に含まれるタンパク質で太りにくい体づくり
さけるチーズにはタンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質は太りにくい体作りをする上で欠かせない栄養素です。
人間の筋肉はタンパク質で作られています。
①筋肉量が増える
↓↓↓
②基礎代謝(何もしなくても消費される1日あたりの消費カロリー)が上がる
↓↓↓
③基礎代謝が上がるとエネルギーを消費しやすくなる
↓↓↓
④太りにくく痩せやすい体になる
逆に、筋肉が減ると体の代謝は悪くなり、基礎代謝が下がります。
つまり、食事量が同じでもだんだんと痩せづらい体になっていってしまいます。
ダイエット中もタンパク質はしっかりとることが大切です。
さけるチーズには1本(50g)あたり約7gのタンパク質が含まれています。
1日あたりのタンパク質の摂取の目安は、自分の体重の数値をグラムに置き換えた量。
さけるチーズ一本では足りませんが、おやつをさけるチーズに置きかえるなど工夫することで、タンパク質を補うことができます。
さけるチーズダイエットのポイントや?失敗しないための注意点も!
ダイエットに良い効果が期待できるさけるチーズ。
実際にダイエットに取り入れて行く際のポイントや注意点を説明します。
おやつとして食べるのがおすすめ!さけるチーズだけはダメ!

さけるチーズは他のチーズと比較しても低カロリーなので、ダイエット中でカロリーが気になるときの間食にぴったりです。
また、ひどい空腹時にいきなり食事をすると、血糖値が急激に上がりやすくなります。
血糖値の急上昇を起こさないために、少し空腹を感じたタイミングで間食をするのはダイエットにおいて効果的です。
さらに、一本ずつ梱包されているので持ち運びもしやすく、手も汚さずに食べられるので仕事中の間食にも最適です。
お腹が空いてチョコレートなどお菓子に手が伸びそうになったとき、代わりにさけるチーズを食べて空腹をしのぎましょう。
そしてもちろんですが、○○だけダイエットは禁物です!
一つの食品だけを食べるダイエットは栄養バランスが崩れ、肌荒れや便秘など、不調が起きるリスクがあります。
さらに一時的に痩せたとしても持続不可能なのでリバウンドしやすく、体に負担がかかってしまいます。
ダイエットは長期的に行うことが成功の鍵です。
つまり、続けられる方法を発見することが近道になります。
さけるチーズは低カロリーだからといって、それだけを食べるダイエットは危険です。
絶対に行わないようにしてください。
脂質が多いため、食べ過ぎは禁物!
ダイエットに良い効果が期待できるさけるチーズですが、1本(50g)に含まれる脂質は5.7gと、カロリーのわりに脂質が多い食品です。
- 糖質(炭水化物)とタンパク質に含まれるエネルギー=1gあたり4kcal
- 脂質に含まれるエネルギー=1gあたり9kcal
脂質は体を作る上で大切な栄養素ですが、とりすぎるとダイエットの鉄則「摂取カロリー<消費カロリー」が崩れてしまう危険性があります。
脂質は調理過程や味付けで知らないうちにとりすぎてしまう栄養素です。
間食でさけるチーズを食べる分、主食で調整しましょう。
1日の脂質摂取量の目安は55gと言われています。
他の食事とのバランスを考えると、さけるチーズは1日に1本、多くても2本に抑えるのが望ましいです。
他の食材で食物繊維を補う必要あり!

さけるチーズからは、食物繊維を摂取することができません。
食物繊維が不足すると、腸の環境が悪くなり便秘を引き起こしやすくなります。
①便秘によって腸内に悪玉菌が増殖する ↓↓↓ ②むくみや血行不良を引き起こす ↓↓↓ ③代謝が悪くなりダイエットの妨げとなる
便秘を解消して腸内をきれいに保つことはダイエットにおいてとても重要です。
さけるチーズダイエット中は食物繊維を多く含む食材を積極的に食べることを心がけましょう。
食物繊維をとろうと心がけると、自然と野菜やキノコ類が多くなり、ヘルシーな食事になります。
腸の調子を良い状態に保ち、健康的にダイエットを続けることが大切です。
味はとうがらし味がおすすめ
さまざまなフレーバーがあるさけるチーズですが、ダイエットにおいてはどれを選んでもそこまで差はありません。
強いて言うならおすすめはプレーンととうがらしです。
プレーン・・・味にクセがなく、チーズ好きの人は満足度が高い とうがらし・・・とうがらしに含まれるカプサイシンという成分に、脂肪燃焼効果が期待できる
ダイエットは続けることが大切なので、飽きないのにいろんなフレーバーを試してみるのも良いでしょう。
さけるチーズの効果でダイエットを成功させよう
さけるチーズはコンビニでも買うことができる手軽な食品です。
チーズが好きでダイエット中もやめられない人や、間食がやめられない人などに特におすすめのダイエットです。
ふらっとコンビニに入ってしまい、デザートを買いそうになったとき、一つ隣の棚にある、さけるチーズに手を伸ばしてみましょう。
間食として上手に取り入れ、主食にバランスの良い食事を消費カロリー内に抑えて取ることで、無理なくダイエットを続けられ、効果を得ることができるでしょう。